24%
阪神・淡路大震災 関連死の肺炎割合
日本で初めて『災害関連死』の概念が生まれた震災。その最大の死因群。
神戸新聞(2004年5月14日)

ORAL DISASTER PREPAREDNESS
災害関連死の最大死因は、肺炎です。
災害時の口腔ケア不足は、命に関わるリスクの連鎖を引き起こす可能性があります
口腔内の細菌が肺に入り炎症を起こす病気。災害時は口腔衛生の悪化と体力低下が重なり、リスクが高まります。
水分不足、緊張、環境変化で唾液が減少。口の中が乾くと細菌が繁殖しやすくなり、さまざまなトラブルの原因に。
「噛めない」ことで食事が摂れなくなり、体力・免疫力が急速に低下。避難時に義歯を持ち出せないケースが多く報告されています。
食べる機能が低下すると十分な栄養が摂れず、体力・免疫力が下がります。特に高齢者はその影響を受けやすい傾向にあります。
口腔衛生の悪化は、インフルエンザなどの感染症の温床となりえます。集団生活の避難所では特に注意が必要です。
口腔環境の悪化 → 嚥下機能の低下 → 誤嚥性肺炎・低栄養 → 体力低下・重症化。このスパイラルを断ち切る備えが必要です。
Evidence
これらは、すべて一次資料に基づく数字です。
24%
阪神・淡路大震災 関連死の肺炎割合
日本で初めて『災害関連死』の概念が生まれた震災。その最大の死因群。
神戸新聞(2004年5月14日)
261+
能登半島地震 災害関連死
直接死229人を上回り、日本の災害のかたちが変わった転換点。
石川県(2024年12月時点)
39%
口腔ケアによる肺炎発症率低下
特養での2年間のRCT。口腔ケアが肺炎発症を3分の2に抑えた。
Yoneyama T, et al. Lancet (1999)
53%
口腔ケアによる肺炎死亡率低下
同研究で確認された死亡率の半減。口腔ケアは命を救う介入である。
Yoneyama T, et al. Lancet (1999)
食・水・衛生・医療は整備が進む一方、口腔ケアは制度的な空白が残っています
食
運用中水
運用中衛生
運用中医療
運用中口腔
未整備口腔は生命維持(呼吸・嚥下・栄養・免疫)に直結するにもかかわらず、防災計画での責任分担・備蓄基準・訓練手順が十分に整っていません。
教育・認定・備蓄・行政導入・エビデンスの5領域で包括的に取り組みます
基礎から実践まで体系化された学びの提供。市民にも専門職にも開かれたカリキュラム。
地域で活動できるアドバイザーの育成。3階層の認定制度を設計中。
個人用ポーチと避難所用セットの標準化。何を備えればよいかを明確に。
自治体の防災計画・訓練・要配慮者台帳への口腔ケアの組み込みを支援。
効果検証と継続的な改善。科学的根拠に基づく取り組みを推進。
お口の防災は、家庭・地域・自治体・専門職・学校・企業、みんなで進めるプロジェクトです
非常持出袋に、お口のケア用品をひとつ加えることから始められます
洗口液でのうがい、口腔ケアシートでの拭き取り、少量の水での歯磨きなど、限られた水でもできるケア方法があります。
義歯の紛失防止のため、就寝時も義歯ケースで管理を。口腔保湿ジェルは乾燥対策に有効です。
とろみ剤を備蓄品に加えておくと、飲み物や汁物にとろみをつけてむせにくくできます。
さまざまな立場の方が参画できる仕組みを整えています
基礎から実践まで体系化されたカリキュラム。eラーニングで、いつでもどこでも。
監修、講師、地域での啓発活動など、専門知識を活かした参画の道。
学んだ知識を、防災訓練や地域の活動で活かせる仕組み。
導入支援パッケージで、防災計画への組み込みをサポート。
防災教育と衛生教育をつなぐ教材と授業案。家庭への持ち帰りも。
CSR/ESG、BCP、地域連携。公益を軸にした多様な連携形態。
ベーシック(市民・多職種向け)、プロフェッショナル(医療従事者向け)、インストラクター(指導者向け)の3階層で、地域の担い手を育成する仕組みを準備しています。
災害時の口腔ケアは、快適さの問題ではなく、生命と健康を守る備えです。
一人ひとりが学び、備え、地域で支え合える社会を目指します。
利権ではなく、エビデンスに基づく中立的な取り組みを貫きます。
品質・権利保護・中立性を軸に、公益活動としての信頼性を確保します
学術的な監修体制の構築を進め、教材・カリキュラムの質を確保します。
「お口の防災アドバイザー」の商標管理と認定品質の維持。更新制度の導入で質を担保。
特定企業・政党に偏らない運営。公益優先の厳格なスポンサー規約を設けます。
家庭、自治体、専門職、それぞれに合った資料をご用意しています
準備中。完成次第お知らせします。
準備中。完成次第お知らせします。
準備中。完成次第お知らせします。
準備中。完成次第お知らせします。
準備中。完成次第お知らせします。
準備中。完成次第お知らせします。
市民の方にも行政担当者の方にもお答えします
災害時に、口腔の健康を守るための備えと対応のことです。歯ブラシや洗口液の備蓄だけでなく、乾燥対策、義歯の管理、飲み込みやすい食事の工夫など、避難生活でお口のトラブルを防ぐための総合的な取り組みを指します。
災害時は水不足やストレスで口の中が乾燥し、細菌が増えやすくなります。口腔内の細菌が肺に入ると誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があり、これは災害関連死の要因のひとつです。また、義歯の紛失や破損で食事が摂れなくなると、低栄養や体力低下につながります。
はい、ぜひ入れてください。折りたたみ歯ブラシ、小分けの洗口液、口腔保湿ジェル、義歯をお使いの方は義歯ケースと洗浄剤を備えておくと安心です。水が使えない時のために、口腔ケアシートもおすすめです。
3つのステップをおすすめしています。まず、備蓄品に口腔ケア用品が含まれているか点検すること。次に、庁内の関係部署(防災・保健・福祉・介護)で情報を共有する勉強会を開くこと。そして、次回の防災訓練にお口のケアの要素を試験的に組み込むことです。いずれも大きな予算をかけずに始められます。
防災危機管理課を起点に、保健福祉課、高齢者福祉課、地域包括支援センター、学校教育課(学校保健)との連携が効果的です。口腔防災は複数部署にまたがるテーマですが、だからこそ住民の健康と安全を守る横断的な取り組みとして価値があります。