本文へ移動⚠ 熊本地震で被災された方へ — 水がなくてもできる歯磨き・入れ歯の対処(軽量ページ)

睡眠時無呼吸の口腔内装置を使っている方の災害への備え

この内容は暫定案です。専門家の確認を受けていません。判断に迷うときは、必ず医療者にご相談ください。

どのような方が対象か

いびきや睡眠時無呼吸のために、歯科で作った口腔内装置(就寝中に口に入れるマウスピース。スリープスプリントなどと呼ばれます)を使っている方と、そのご家族・介助者の方に向けたページです。CPAP(シーパップ。眠っている間に空気を送り続けて、のどがふさがらないようにする機械)を併用している方に向けた注意も含みます。このページは装置の取り扱いと相談先についてのもので、睡眠時無呼吸そのものの治療方針は扱いません。使い方を変えるかどうかは、ご本人と医療者が決めることです。

すぐに医療者へ連絡してください

  • 装置や破片を飲み込んだ、または吸い込んだおそれがあるとき(朝起きて装置が見当たらず、口の中にもないときを含みます)。むせ、胸の痛み、息苦しさなどの症状がなくても、その時点で相談・受診してください。金具や硬い破片は、症状がなくても体の中を傷つけることがあります。
  • 口が開かない、または閉じられない。装置が外れなくなった。
  • 顔やあご、口の中のはれが急に強くなり、発熱、飲み込みにくさ、息苦しさをともなう。
  • 血をさらさらにする薬(抗血栓薬)を飲んでいる方で、装置が当たった部位からの出血が、清潔なガーゼなどで20分ほど押さえても止まらないとき。薬の影響で止まりにくいことがあります。
  • CPAPが使えない状態で、横になると息苦しい、夜間に息苦しくて起き上がる、足のむくみが増えた、胸が苦しいとき。
  • 呼吸が止まっている、顔色が悪い、呼びかけに反応しない(ためらわず119番に連絡してください)。
  • 運転中や作業中に意識が飛びそうになるほどの強い眠気がある。すぐに運転や作業をやめ、医療機関または避難所の医療班に相談してください。

口腔内装置やその破片を、のどに詰まらせたとき

口の中に入れるものを使っている方に、起こりうることです。 いざというときに動けるよう、平時に読んでおいてください。

声が出せない、咳ができない、顔色が青くなる

のどが完全にふさがっています。すぐに119番に連絡してください。周りに人がいれば、通報を頼み、自分は本人のそばを離れないでください。 のどを手でつかむしぐさ(チョークサイン)が出ることがあります。

背中をたたく、腹部を突き上げるといった手当てがあります。 やり方を知っている方は、通報と並行して行ってください。 知らない場合は、119番の通信指令員が電話口で手順を教えてくれます。 指示に従ってください。

咳ができている、声は出せる

まだ空気は通っています。むやみに背中をたたいたり、 指を口に入れてかき出そうとしたりしないでください。 かえって奥に押し込むことがあります。 咳を続けてもらい、出てこないときは医療者に連絡してください。

飲み込んだかもしれないが、症状はない

症状がなくても、金具のあるものや、とがった破片を飲み込んだ可能性があるときは、 医療機関にご相談ください。気づかないうちに気管に入っていることもあります。 「見当たらない」だけで、飲み込んだかどうか分からない場合も同じです。

このブロックは、口の中に入れる装置を扱うページに共通で表示しています。 窒息の手当ては、実際に体を動かして学ぶものです。 お住まいの地域の消防が行う救命講習の受講をおすすめします。

災害時に起こりやすいこと

  • 避難所では、就寝前に装置を出し入れする場所や、洗う水と場所を確保しにくくなります。その結果、装置を使わない夜が続くことがあります。
  • 装置を使わないと、いびきが大きくなることがあります。周囲への気兼ねから、かえって眠れなくなったという声が聞かれます。
  • 睡眠が十分にとれない状態が続くと、日中の強い眠気、だるさ、集中力の低下、血圧の変動などにつながるおそれがあると考えられています。避難生活では負担がさらに大きくなりやすいと考えられています。
  • 装置は小さく、ケースに入れずに置くと、荷物に紛れる、踏まれて割れる、片付けの際に捨てられる、といったことが起こります。
  • 断水で十分に洗えないまま使い続けると、装置に汚れやにおいが残りやすくなります。装置が触れる歯ぐきや粘膜が炎症を起こすおそれがあると考えられています。
  • 断水下では、浴槽の残り湯・雨水・河川水・井戸水・プール水などの生活用水が使われます。装置は口に入れて長時間そのままにするものなので、これらの水で洗ったりすすいだりすると、感染や粘膜の炎症の原因になるおそれがあります。
  • CPAPを併用している方は、停電すると使えなくなります。CPAPは電源が必要な医療機器であり、電源の確保が避難生活での課題になります。加湿タンクに入れる水の確保も課題になります。

発災前に準備しておくもの

  • 装置は必ず専用ケースに入れ、非常持ち出し袋に入れておいてください。ケースの外側には、お名前のほか、イニシャルやご自身だけが分かる目印でもかまいません。名前を見られたくないときは、ケースの内側に書く方法もあります。避難所で同じようなケースが並ぶことがあります。
  • 装置の全体を写した写真をスマートフォンに保存し、作ってもらった歯科医院の名前・電話番号・装置の名称を紙にも控えてください。停電でスマートフォンが使えないことがあります。睡眠時無呼吸をみている医師の連絡先も、同じ紙に控えておいてください。
  • 洗浄用具をひとまとめにしてください。装置用のやわらかいブラシ、水を入れる小さなふた付き容器、口をすすぐための飲める水。ブラシや容器は一般的なもので足ります。
  • 洗浄剤を持ち出すかどうか、どの製品を使ってよいかは、装置の材料によって異なります。作ってもらった歯科医院に事前に確認し、「使ってよい」と言われたものだけを入れ、その製品名を紙の情報カードに控えてください。確認できていないときは、洗浄剤は入れず、やわらかいブラシと水だけを準備してください。
  • 洗浄剤を使うときは、溶かす水とは別に、すすぎ用の飲める水が必要になります。持ち出す水の量を考えるときに、この分も見込んでおいてください。
  • CPAPを使っている方は、機種名、設定内容、レンタル・購入先とメーカーのサポート窓口を紙に控えてください。停電時にバッテリーやポータブル電源、車のシガーソケットが使えるかどうかは機種によって異なります。事前にメーカーや取扱業者へ確認してください。
  • CPAPの加湿タンクには、飲める水(できれば精製水)だけを使ってください。生活用水や汲み置きの水は入れないでください。加湿に使える水がないときに加湿なしで使ってよいかは機種によって異なります。事前にメーカーの窓口や主治医に確認しておいてください。
  • お薬手帳や医療情報カードに「睡眠時無呼吸で口腔内装置を使用」「CPAP使用(電源が必要)」と書き添えてください。避難所で支援を求めるときに、状況が伝わりやすくなります。
  • 心臓の病気、高血圧、糖尿病などの治療を受けている方は、そのことも同じ紙に書いておいてください。CPAPや装置が使えなくなったときに、どこへ連絡すればよいか(主治医・装置を作った歯科)も控えておいてください。
  • 予備の保管容器を一つ用意しておいてください。ケースを紛失したときに、包むものがない状態を避けられます。

発災直後に確認すること

  • まずご自身と周りの方の安全を優先してください。装置を取りに、倒壊のおそれがある建物へ戻らないでください。
  • 落ち着いたら、装置とケースが手元にあるかを確認してください。就寝中に被災した場合は、口の中から装置を外してください。
  • 明るいところで装置を見て、ひび・欠け・変形・金具のゆるみ・浮き上がりがないかを確認してください。欠けた破片は捨てずに保管してください。後で歯科に相談するときの手がかりになります。
  • ひび・欠け・変形・金具のゆるみ・浮き上がりが一つでも見つかったときは、まだ口に入る状態でも、その夜から使わないでください。眠っている間に割れたり外れたりして、飲み込んだり気管に入ったりするおそれがあります。少しのひびでも同じです。ケースに入れて保管してください。
  • 起きたときに装置が見当たらず、口の中にもないときは、飲み込んだ・吸い込んだ可能性があります。症状がなくても相談してください。
  • 装置が見つからない、壊れている、痛くて使えないなど、使えない状態になったときは、いつから使えていないかを書き留めてください。装置を作った歯科と、睡眠時無呼吸をみている医師の両方に、できるだけ早く伝えてください。使用を再開してよいか、別の対応をとるかは、診てもらったうえで決めることになります。
  • かかりつけに連絡がつかない間は、避難所の医療班・保健師、地域の歯科医師会や自治体の相談窓口に伝える方法があります。連絡がつくまで何もできないわけではありません。
  • CPAPを使っている方は、電気がいつ戻る見通しかを早めに確認してください。あわせて、避難所の運営者や自治体の窓口に「電源が必要な医療機器を使っている」と伝えてください。

避難所での注意

  • 就寝前に装置を入れる場所を決めておいてください。ケースに入れ、枕元の決まった位置か、貴重品と一緒に置くと紛失しにくくなります。
  • 人前で装置を出し入れすることに抵抗を感じる方もいます。仕切りの中、更衣スペース、車の中などを使ってかまいません。わがままではありません。遠慮しなくてよいことです。
  • 装置を口に入れる前の最後のすすぎは、飲める水を使ってください。汚れを落とすだけなら、やわらかいブラシと水で足ります。
  • 飲める水が最後のすすぎ分も確保できないときは、洗わずに、清潔な布やティッシュで表面を拭き取る方法があります。拭くのに使ったものは口の中に置いたままにせず、すぐに捨ててください。
  • 浴槽の残り湯、雨水、河川水、井戸水、プール水などの生活用水で、装置を洗ったりすすいだりしないでください。その水で洗ったまま口に入れないでください。
  • すすぎ用の飲める水が足りないときは、洗浄剤は使わないでください。洗浄剤は溶かす水のほかに、すすぎのための水が必要です。
  • 保健師、避難所の医療班、巡回の歯科チームに「睡眠時無呼吸の口腔内装置を使っている」と伝えてください。洗浄用品の配付や相談につながることがあります。
  • CPAPを使っている方は、まず通常の避難所で電源を確保できないかを運営者に相談してください。それが難しい場合、福祉避難所などへの移動が検討されることもありますが、対象になるかどうかは自治体が判断します。自治体の担当窓口に相談してください。
  • 心臓の病気や高血圧の治療を受けている方は、CPAPや装置が使えない状態が続いていることを、主治医または避難所の医療班に早めに伝えてください。電源確保の優先度の相談につながることがあります。
  • いびきを理由に責められたり、居場所を移されたりして困っているときは、我慢せずに運営者や医療班に伝えてください。配置の調整で解決することがあります。

自宅で避難するときの注意

  • 断水中でも、装置の汚れはやわらかいブラシと水で落とせます。最初に洗う水は生活用水でもかまいませんが、口に入れる前の最後のすすぎは、必ず飲める水を使ってください。
  • 飲める水が最後のすすぎ分も用意できないときは、洗わずに、清潔な布やティッシュで表面を拭き取る方法があります。生活用水(浴槽の残り湯、雨水、河川水、井戸水、プール水など)で洗ったりすすいだりした装置を、そのまま口に入れないでください。
  • この状態がいつまで続けられるか、その夜に装置を使うかどうかは、ご自身の体調とあわせて、装置を作った歯科や医療班に相談して決めてください。連絡がつかない間は、上の方法で保管しておくことができます。
  • CPAPの加湿タンクには、飲める水(できれば精製水)だけを入れてください。加湿に使える水がないときに加湿なしで使ってよいかは機種によって異なります。メーカーの窓口や主治医に確認してください。
  • 装置を高温になる場所に置かないでください。夏の車内、ストーブや石油ファンヒーターのそば、湯たんぽの近くでは、装置が変形します。
  • 保管の方法(水に入れる、乾かしておく)は装置の材料によって異なります。作ってもらった歯科医院の指示に従ってください。指示が分からない場合は、直射日光と高温を避け、ケースに入れて保管してください。
  • 停電が長引きそうなときは、CPAPの電源について、メーカーの窓口や自治体の担当課に早めに相談してください。
  • 装置が使えない夜が続いても、ご自身の判断で睡眠薬や飲酒で対処しないでください。アルコールや一部の薬は、睡眠中の呼吸に影響することがあると考えられています。
  • 次のような夜は、装置を口に入れるのを控えて、医療者に相談してください。睡眠薬や抗不安薬を飲んだ夜、お酒を飲んだ夜、発熱や嘔吐で体調が悪いとき、意識がはっきりしないとき、けいれんの持病があるとき、飲み込む力が落ちているとき、認知症などで外し忘れが起こりうるとき。外れたときにご自身で対応できないと、飲み込んだり気管に入ったりするおそれがあります。
  • 日中に強い眠気があるときは、車の運転、火の取り扱い、高所での片付け作業を控えてください。

ご家族・介助される方が行うこと

  • 就寝中に呼吸が止まっている様子に気づいたら、まず呼びかけて反応を確かめてください。反応がない、顔色が悪い、呼吸が戻らないときは、記録より先に119番と避難所の医療班へ連絡してください。のどに物を詰まらせたときの手当ては、このページ共通の案内を確認してください。
  • 反応があり呼吸も戻る場合に限り、日時とおおよその様子を書き留めてください。医療班や保健師に伝えるときは、まずご本人に「こう伝えてよいか」と確認してください。ご本人が話しにくいときは、代わりに伝える形にできます。
  • 日中ぼんやりしている、うとうとしている様子に気づいたら、まず声をかけて反応を確かめてください。受け答えがいつもと違う、汗が出ない、体が冷たい、頭痛や吐き気がある、車中泊をしていた、暖房器具を使っていた——このようなときは睡眠不足と決めつけず、すぐ医療班へ伝えてください。避難生活では、脱水、暑さや寒さ、薬の影響など、別の原因が同じように見えることがあります。
  • 反応がはっきりしている場合も、責めないでください。眠れていないことが背景にあることもあります。医療班につないでください。
  • 装置の着脱や洗浄を手伝うときは、口に手を入れる前に必ず声をかけ、ご本人の了解を得てください。ケースには名前か目印をつけ、取り違えを防いでください。
  • 次のときは、就寝中の装置を口に入れないでください。呼びかけへの反応がはっきりしない、強い眠気がある、お酒を飲んだあと、睡眠薬・抗不安薬など眠くなる薬を使ったあと、発熱や嘔吐で体調が悪いとき、けいれんの持病があるとき、飲み込む力が落ちているとき、ご本人が自分で装置を外せない状態のとき。外れたときにご自身で対応できないと、飲み込んだり気管に入ったりするおそれがあります。判断に迷うときは医療班に相談してください。
  • ひび、欠け、変形、金具のゆるみがある装置は、口に入りそうでも使わせないでください。眠っている間に割れて破片が外れるおそれがあります。
  • 装置を口に入れる前の最後のすすぎには、飲める水を使ってください。生活用水で洗った装置をそのまま口に入れないでください。飲める水がないときは、洗わずに清潔な布で拭き取ってください。
  • 片付けや荷物整理のとき、小さなプラスチックケースを中身を確認せずに捨てないでください。装置が入っていることがあります。
  • 強い眠気を訴えている方に運転を任せないでください。可能なら運転を代わってください。
  • 本人が「いびきで迷惑をかけている」と気に病んでいるときは、装置を使えていないことは本人のせいではないと伝えてください。

やってはいけないこと

  • ひび・欠け・変形・金具のゆるみ・浮き上がりがある装置を使わないでください。就寝中は特に危険です。眠っている間に割れたり外れたりして、飲み込んだり気管に入ったりするおそれがあります。少しのひびでも同じです。
  • 割れた装置を瞬間接着剤や補修材で貼り合わせて使わないでください。口の中に入れてよい材料ではありません。
  • 生活用水(浴槽の残り湯、雨水、河川水、井戸水、プール水など)で装置を洗ったり、すすいだりしないでください。その水で洗ったままの装置を口に入れないでください。飲める水がないときは、洗わずに拭き取ってください。
  • 睡眠薬や抗不安薬を飲んだ夜、お酒を飲んだ夜、発熱や嘔吐で体調が悪いとき、意識がはっきりしないとき、けいれんの持病があるとき、飲み込む力が落ちているとき、認知症などで外し忘れが起こりうるときは、就寝中に装置を口に入れないでください。医療者に相談してください。
  • 熱湯に入れたり、煮沸消毒したり、電子レンジや食器乾燥機に入れたりしないでください。装置は熱で変形します。洗浄は水か、ぬるま湯(手で触れて熱く感じない、体温くらいまで)で行ってください。迷うときは水を使ってください。
  • 塩素系漂白剤(台所用の漂白剤など)は使わないでください。薄めても、短い時間でも使わないでください。金具のある装置は特に傷みます。台所用洗剤も、使ってよいか迷うときは使わず、水とやわらかいブラシにしてください。
  • 洗浄剤に浸けたあと、すすがずに口に入れないでください。すすぎ用の飲める水がないときは、洗浄剤を使わないでください。
  • 洗浄液を飲まないでください。使い終わった液はすぐ捨て、容器を出したままにしないでください。お子さんや、認知症のある方が誤って口にすることがあります。
  • 歯みがき剤(特に粒の入ったもの)で装置を磨かないでください。表面に細かい傷がつき、汚れが落ちにくくなります。
  • 合わなくなったからといって、ヤスリ、カッター、ハサミ、ペンチで削ったり曲げたりしないでください。かみ合わせが変わり、あごや歯を痛めるおそれがあります。
  • 他の人の装置を借りて使わないでください。ご自身の装置を貸さないでください。装置は一人ひとりの歯の形に合わせて作られています。
  • 痛みや強い違和感があるのに、我慢して使い続けないでください。相談できるまでの間は使用を控えるという方法があります。使ってよいか、別の対応をとるかは、装置を作った歯科と、睡眠時無呼吸をみている医師に相談して決めてください。
  • CPAPの加湿タンクに、飲用でない水を入れないでください。生活用水や汲み置きの水は使わないでください。
  • CPAPの設定(圧など)をご自身で変えないでください。眠気やいびきが変わったと感じるときは、主治医やメーカーの窓口に相談してください。

歯科医療者に相談する目安

  • 装置を入れたときの当たりや痛みが、数日たっても続くとき。
  • 朝起きたときのあごの疲れやだるさ、かみ合わせがずれた感じが、日中まで続くとき、または数週間残るとき。
  • 装置にひび、欠け、金具のゆるみ、浮き上がりがあるとき。使用を控えている間どうするかも、あわせて相談できます。
  • 紛失や破損で装置を使えない日が続いているとき。装置を作った歯科と、睡眠時無呼吸をみている医師の両方に伝えてください。連絡がつかないときは、避難所の医療班・保健師、地域の歯科医師会や自治体の窓口に相談する方法があります。
  • 装置が当たる歯ぐきや頬の内側に、傷、はれ、白い部分ができたとき。
  • 血をさらさらにする薬(抗血栓薬)を飲んでいる方で、装置が当たった部位から出血しやすい、止まりにくいと感じるとき。早めに相談してください。
  • 骨を強くする薬(骨粗鬆症の注射・飲み薬)を使っている方で、装置が当たった部位の傷が2週間たっても治らないとき。
  • 糖尿病の治療を受けている方や、免疫を抑える治療を受けている方で、はれや痛みが出たとき。早めに相談してください。
  • 心臓の病気や高血圧の治療を受けている方で、CPAPや装置を使えない状態が続いているとき。
  • 避難生活が長引き、日中の眠気やだるさが以前より強くなっていると感じるとき。

この内容について

監修の状態:
暫定案です。専門家の確認を受けていません
最終更新:
2026-08-01

分かっていないこと:【要専門家確認】このページの内容は、災害時の口腔ケアに関する実務上の知見と、口腔内装置の一般的な取り扱いをもとにした暫定案です。専門家の確認を受けていません。直せていない不確実性は次のとおりです。(1)洗浄剤の可否は装置の材料によって異なり、共通の正解がありません。本ページは「事前に歯科で確認したものだけ」という条件付きに書き換えましたが、確認できていない方が断水下でどうすればよいかは、水とブラシのみ・拭き取りのみという安全側の記述にとどめており、その衛生上の十分性は検証されていません。(2)飲める水が確保できないときに「洗わずに拭き取る」方法をどのくらいの期間続けてよいかは、根拠のある基準を示せていません。装置を使うかどうかの判断は医療者に戻してありますが、連絡がつかない期間が長引く場合の目安は未確定です。(3)装置を使えない期間が睡眠や体調にどの程度影響するかは、避難生活という条件下で検証された研究がほとんどなく、一般的な知見からの推測を含みます。心臓の病気などを合併する方の優先度についても、災害時の基準は示せていません。(4)停電時にCPAPをバッテリーや車の電源で動かせるか、加湿なしで使ってよいかは機種によって異なり、具体的な方法は示していません。メーカーへの確認が必要です。加湿タンクに飲用水以外を使わないという記述は一般的な衛生上の考え方に基づくもので、機種ごとの指示が優先されます。(5)抗血栓薬服用中の方の「20分押さえても止まらないとき」という目安は、一般的な止血の考え方によるもので、口腔内装置による粘膜損傷について検証された基準ではありません。専門家の確認が必要です。(6)災害時に装置の修理や作り直しをどこに依頼できるかは、地域の歯科医師会や自治体の体制によって変わります。全国共通の窓口は示せていません。(7)装置や破片の誤飲・誤嚥、気道閉塞そのものの応急対応は、このページには書かず、ページ共通のブロックに委ねています。共通ブロックの記述との整合は未確認です。(8)本ページでは商品名・ブランド名・購入導線を置かず一般名称にとどめていますが、サイト全体の販売導線との関係については運用ルールの明文化が必要です。(9)このページは装置の管理と相談先に限った内容であり、睡眠時無呼吸そのものの治療方針は扱っていません。

この情報は一般的な内容です。個々の症状の診断や治療方針を示すものではありません。 判断に迷うときは、医療者にご相談ください。緊急の場合は119番へ。